埼玉県の太陽光パネルの適正処理についての取り組み事例
太陽光発電設備の処理に関する手引の作成
2種類の手引が用意されています。
①利用終了~解体・撤去編:
太陽光発電設備の利用終了から解体・撤去工事を行うにあたって留意すべき点等をとりまとめています。
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/173826/pvkaitai-saitamatebiki.pdf
②リユース・リサイクル・処分編:
リユース・リサイクル・処分業者が太陽光発電設備の処理を行うにあたって留意すべき点等をとりまとめています。
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/173826/pvsyori-saitamatebiki.pdf
太陽光発電設備の取扱いについて特に留意する点についても整理されています。
詳細は下記ページをご確認ください。
太陽電池モジュールリサイクル協議会の設置
- 設置の目的:
将来的に大量排出が見込まれる使用済太陽電池モジュールについて、リユース・リサイクルの体制を確立するため、産業廃棄物処理業者、関連事業者、研究機関及び行政機関等が連携し、処理体制の確立や新たなビジネスの創出を図ることを目的に「埼玉県太陽電池モジュールリサイクル協議会」を設置しました。 - 事業内容:
○セミナー・研修会等の開催
○会員の交流の場づくり
○その他前条の目的を達成するために必要な事業 - 入会要件:
協議会の目的を共有する方であって、次の各号に該当する方が入会できます。(入会にあたっては、事務局の承認が必要)
(1) 埼玉県内の産業廃棄物処理業者
(2) 一般社団法人埼玉県環境産業振興協会の会員(賛助会員を含む)
(3) 太陽電池モジュール製造事業者
(4) 埼玉県において具体的に太陽電池モジュールのリユース・リサイクルの事業化を検討する者であって、次の各号のいずれかに該当する者
○処理装置製造事業者
○リユース品及びリサイクル資源の利用を検討する事業者
○その他リユース・リサイクル事業を検討する事業者等
(5) 金融機関
(6) 研究機関及び行政機関
詳細は下記ページをご確認ください。
住宅用太陽光パネル回収事業の実施
太陽光パネルのリユース・リサイクルを目的とした環境省の実証事業が実施されています。
埼玉県は、住宅用太陽光パネル導入量が全国で2番目に多いという特徴があります。そのため、今後大量に排出される住宅用太陽光パネルの効率的な処理が課題となっています。
そこで、住宅用太陽光パネルのリユース・リサイクルのルート構築に向けた検討を進めるため、県及び県内企業が協力し、埼玉県を舞台とした回収実証事業を実施。この実証事業では、回収拠点に持ち込まれた不要の住宅用太陽光パネルを無償で引き取ります。
- 実施期間:
令和3年7月1日(木曜日)~12月31日(金曜日) - 実証事業の参加対象者:
住宅で設置している太陽光パネルの処分を検討している方
※ 以下の太陽光パネルは回収対象外です。
○メガソーラーや、工場などの住宅以外に設置されているパネル
○外観が著しく破損していることが分かるパネル
詳細は下記ページをご確認ください。