SDSホールディングス、リサイクル・リユースパネルを活用した太陽光発電システムに関する業務提携契約の締結について発表
2023年5月8日に株式会社 SDS ホールディングスは、株式会社 F 及び株式会社 AMG と共同して PPA 事業を行うことで合意したと発表しました。F 社及び AMG 社が調達する既存設備の太陽光パネルに対し、SDS ホールディングスと共同で発電能力の試験を行うことで、安定した発電能力のあるリサイクル・リユースパネルを確保します。また3社は、屋根等のパネル設置場所を提供する電力需要家及び資金提供を行う投資家を募り、当社が EPC 事業者として設備構築及びメンテナンスを行います。
同社は、これまで行ってきた自家消費型太陽光発電システムを始めとする、豊富な事業実績を背景に、F 社及び AMG 社と業務提携を行い、F 社が有する再生可能な太陽光パネルの入手ルートの活用及びリサイクル技術を活用すること、また AMG 社が主業としている太陽光発電施設の保守・メンテナンスのノウハウを活用すること及び太陽光発電施設のセカンダリー市場での販売情報に基づき、安定したリサイクル・リユースパネルの入手を可能にすることによって、より収益性の優れた PPA モデル事業を、提供します。
リサイクル・リユースパネルの活用は、PPA モデルにおける投資事業収益率を大きく改善することができると共に、既存の太陽光パネルを有効利用することで、新たなパネル生産による温暖化ガスの排出を抑制する効果を期待することができるとしています。
具体的には、当該事業の第一弾として、埼玉県羽生市の介護施設において、リサイクルパネルを活用した PPA モデルによる太陽光発電設備を構築しています。今後は更に同様の案件を開拓し、収益を拡大するということです。
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