米国:メイン州、太陽光パネルのリサイクル規制強化を検討
2025年2月|米国
メイン州の議員たちは、使用済み太陽光パネルや関連部品の廃棄に関する新たな規制を検討しています。提案されている法案では、太陽光発電事業者に対し、取り外された部品を90日以内にリサイクルまたは適切に処分することを義務付けています。この動きは、太陽光パネルが有害であると主張する一部の議員によって推進されていますが、再生可能エネルギーの支持者からは、過度な規制であるとの反対意見も出ています。
メイン州再生可能エネルギー協会のエリザ・ドノヒュー事務局長は、同州で使用されている結晶シリコンパネルの95%がリサイクル可能であり、貴重な原材料を含んでいると指摘しています。彼女は、市場の力と業界の環境責任がリサイクルを促進すると述べています。
この法案は、メイン州の太陽光発電プロジェクトの増加に伴い、使用済みパネルの適切な管理と環境への影響を最小限に抑えることを目的としています。しかし、反対派は、90日という期限が任意的で柔軟性に欠けると主張しています。
https://www.pressherald.com/2025/02/13/maine-considers-tightening-rules-for-recycling-solar-panels/