アメリカ:Hanwha Qcells、リサイクル事業「EcoRecycle」をジョージア州で開始
2025年6月11日付で発表された報道によると、グローバルなエネルギー企業Hanwha Qcells(韓華ケミカル社)は、アメリカ・ジョージア州カータースビルで新たな太陽光パネルリサイクル事業「EcoRecycle」を始動しました。年間約500,000枚(約250 MW分)のパネルを処理可能な能力を持ち、ガラス・アルミ・銀・銅などの資源を回収します。今後、全米への展開も視野に入れた事業拡大が計画されています。
背景と展望
これは、世界的に増加する太陽光パネル廃棄に対応するための企業主導によるサーキュラーエコノミーの取り組みです。法規制が整備されていない地域でも、高純度リサイクル技術と効率的な回収体制が鍵となり、持続可能なクリーンエネルギー・サプライチェーン構築へ向けた重要な第一歩といえます。