エコシステム岡山、太陽光パネルリサイクル事業を開始 持続可能な資源活用を推進

DOWAエコシステムの子会社、エコシステム岡山株式会社(岡山市南区)は、2024年11月1日から廃棄された太陽光パネルのリサイクル事業を開始しました。この事業は、今後増加が見込まれる廃棄パネルの適正処理と資源の再利用を目指すもので、環境負荷の低減に寄与します。

リサイクルの対象となるのは、太陽光発電モジュールのアルミ枠やガラスなどが取り除かれたシート材です。エコシステム岡山で前処理(破砕)を行った後、秋田県のエコシステム花岡で金属の回収と適切な処理を実施します。このプロセスにより、銀や銅といった有用資源を回収する一方、鉛などの重金属を安全に処理します。

今回の取り組みは、西日本エリアにおけるリサイクル事業の拡大を視野に入れたものです。DOWAエコシステムは、これまで培った金属リサイクルの技術を活用し、持続可能な社会の構築を目指しています。廃棄物の適正処理と資源の循環利用を推進するこの取り組みは、再生可能エネルギー普及の一環として注目されています。

<参考URL>
https://www.dowa-eco.co.jp/release/20241102_2396.html

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