アメリカ・ワシントン州:太陽光パネルのリサイクル義務化、2030年に延期
ワシントン州では、太陽光パネルのリサイクルを義務付ける制度の施行が当初予定されていた2025年から2030年に延期されることが決定しました。この変更は、業界関係者との協議や制度設計の見直しを目的としています。
背景と制度の概要
ワシントン州は2017年に太陽光パネルのリサイクル義務化法を制定し、メーカーに対して使用済みパネルの回収・リサイクル計画の提出を求めていました。しかし、制度の実施に向けた準備が整っていないことから、施行時期の延期が決定されました。
今後の展望
延期された期間中に、州は業界関係者や専門家と協力して、実効性のあるリサイクル制度の構築を目指します。また、リサイクル施設の整備や技術開発の促進も検討されています。