太陽光パネル廃棄問題

太陽光発電に使用する太陽光パネルは、製品寿命が約25~30年とされています。そのため、2012年のFIT(固定価格買取制度)開始後に始まった太陽光発電事業は、2030年後半~2040年頃には終了し、太陽光パネルを含む廃棄物が大量に出ることが予想されています。その量は年間800,000tが排出される見込みであるという。それにより、以下3つの懸念があります。①太陽光パネルが適切に廃棄されずに放置・不法投棄の懸念 ②太陽光パネルは、パネルの種類によって有害物質が含まれているため、適切に処分されない場合、有害物質が流出・拡散される懸念 ③一時的に最終処分場がひっ迫する懸念(ピーク時には、使用済み太陽光パネルの年間排出量が、産業廃棄物の最終処分量の6%におよぶという試算がある)

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