東京都、太陽光パネルの利活用促進に向けた協議会を立ち上げ予定

東京都は住宅から廃棄される使用済み太陽光パネルの利活用促進に向けた協議会を2022年度中に立ち上げます。住宅メーカーやリサイクル業者、メンテナンス業者といった関係団体で構成される予定です。

使用済みパネルの利活用促進に関する検討会が6月1日に報告書をとりまとめました。報告書では住宅所有者の負担を軽減するため、収集運搬やリサイクル処理にかかる費用の補助制度の必要性も指摘されました。

都内では、太陽光パネルの7割が一般住宅の屋根に設置されています。都は新築住宅への太陽光発電設備の設置義務化も検討しており、将来の大量廃棄を見据えて使用済みパネルの再利用などを促進する必要があります。都は2018年に有識者らによる検討会を設置し、実証実験なども通じて課題の洗い出しを進めてきました。

都は報告書の提言内容を踏まえ、都環境局長が2022年度中の協議会設立を明言。協議会を通じて、30年代から大量廃棄が見込まれる使用済みパネルについて、性能診断から収集運搬、再利用・リサイクルまでのルート確立に取り組むといこうことです。今後は、収集運搬やリサイクル処理にかかる費用の補助制度などの具体的な制度設計に入っていくと思われます。

出典:東京都

ちなみに、都によると、一戸建てへの太陽光パネル設置や電気自動車(EV)などの充電設備を義務付ける条例が成立すれば、全国で初めてとなります。関係条例の改正案をまとめ、2022年度中の成立を目指しています。

 

<参考資料>

東京都、太陽光の廃棄パネル利活用へ協議会 補助検討へ (2022年6月1日)

東京都、新築一戸建てに太陽光発電パネルの設置義務化 全国初、年度内にも条例制定へ(2022年5月12日)

太陽光発電設備の3R推進について

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