インドの太陽光発電廃棄物が2050年までに約19,000ktに達すると予測
2024 年 3 月 20 日、インドの独立系シンクタンクであるCouncil on Energy, Environment and Water (CEEW)が、「インドの太陽光発電産業における循環経済の実現~太陽廃棄物の量子の評価~」で、インド国内の太陽光パネルの廃棄量推計に関する報告書を公表しました。
インドの累積太陽光発電廃棄物は、2030年までに600ktとなり、さらに2030年までに設置されたすべての設備が耐用年数に達するため、2050年までに約19,000キロトン(kt)に達すると予測されています。
インドの太陽光発電設備容量が2030年までに約292GWに達すると想定した。さらに、インドが2070年のネットゼロ目標を達成するには、2050年までに約1,700GW、2070年までに5,600GWの太陽光発電容量が必要となる。このように、これから新規の設備が増えていくため2050 年までに発生する累積廃棄物の77%は、新規設備によるものとなります。
<参考URL>
India’s cumulative solar PV waste to reach 19,000 kilotonnes by 2050