日本:千葉県、メガソーラー設置を「許可制」へ 新条例制定に向け検討開始
【2026年5月25日 公開】
千葉県は、大規模太陽光発電施設(メガソーラー)の設置を許可制とする新たな条例の制定に向け、条例骨子案を公表しました。今後、有識者による検討会議で具体的な制度設計を進め、再生可能エネルギーの導入と地域環境との調和を両立する新たなルールづくりを目指します。
条例案では、建物屋根を除く地上設置型太陽光発電施設を規制対象とし、このうち出力1,000kW以上のメガソーラーについては設置を許可制とする方針です。設置に当たっては、安全性や景観、災害リスク、周辺環境への影響などを総合的に審査する制度となる見込みです。
県は2026年5月、「太陽光発電事業に係る条例検討会議」を設置。行政法、企業会計、都市計画、太陽光発電の各分野の有識者が参加し、条例内容について専門的な視点から検討を進めます。検討会議は条例制定まで継続される予定です。
近年、全国では森林伐採や土砂災害への懸念、景観への影響などを背景に、太陽光発電施設への規制強化が進んでいます。千葉県は、FIT制度を利用しない案件の増加や地域住民の不安を踏まえ、県として統一的なルール整備を進めることで、事業の適正化と地域との共生を図る考えです。
本条例が施行されれば、大規模太陽光発電設備の設置に対して都道府県レベルで許可制を導入する先進的な事例となる可能性があり、今後の再エネ導入と地域合意形成のあり方にも影響を与えることが期待されます。
https://www.pref.chiba.lg.jp/ontai/taiyoukou-jourei/taiyoukou-kentoukaigi.html